特養ってどんな施設?「いちじくの里」で始まる、安心の暮らし
令和9年2月、埼玉県川島町に開設予定の特別養護老人ホームいちじくの里。
「特別養護老人ホームという名前は聞いたことがあるけれど、どのような施設なのだろう?」
「老人ホームには、どんな方が入居するの?」
「従来型とユニット型は、何が違うの?」
今回は、このような疑問にお答えしながら、いちじくの里の特別養護老人ホームについてご紹介します。
特別養護老人ホームとは?
特別養護老人ホームは、日常生活において常に介護を必要とし、ご自宅で生活することが難しくなった高齢者の方が入居する施設です。
「特養」という略称で呼ばれることも多く、食事や入浴、排せつ、着替えなどの日常生活上の支援を受けながら、施設で暮らしていただきます。
介護職員だけでなく、看護職員、生活相談員、介護支援専門員、管理栄養士、機能訓練指導員など、さまざまな専門職が連携して生活を支えることも特養の大きな特徴です。
単に身の回りのお世話をするのではなく、ご入居者一人ひとりの身体状況や生活歴、希望を把握し、その方らしい暮らしを続けていただけるよう支援していきます。
また、長期間生活する場所として、ご家族との関係や地域とのつながりを大切にしながら、穏やかに過ごせる環境を整えていくことも重要な役割です。
いちじくの里には、2つの生活スタイルがあります
いちじくの里の特別養護老人ホームは、次の2つの生活スタイルで構成されます。
特別養護老人ホーム・従来型 72床
特別養護老人ホーム・ユニット型 40床

同じ特別養護老人ホームであっても、従来型とユニット型では、居室や生活空間、職員との関わり方などにそれぞれ異なる特徴があります。
どちらが優れているということではなく、ご本人の性格や生活スタイル、ご家族の希望などに応じて、それぞれの良さを生かした介護を提供します。
人との交流を感じやすい「従来型」
いちじくの里の従来型特養は、72床を予定しています。
従来型は、複数のご入居者が一緒に生活する居室を中心に、食堂や共有スペースなどで多くの方と交流しながら暮らすスタイルです。
従来型の良さの一つは、周囲に人の気配を感じやすいことです。
食事の時間に顔を合わせたり、リビングでテレビを見たり、体操やレクリエーションに参加したりするなかで、自然と会話や交流が生まれます。
一人で過ごすことに不安を感じる方や、にぎやかな雰囲気がお好きな方にとって、周囲に仲間がいることは大きな安心につながります。
また、職員が広い範囲でご入居者を見守りやすく、複数の職員が協力して介護を行いやすい点も従来型の特徴です。
介護度が高い方や、日常生活の多くの場面で支援が必要な方に対しても、職員同士が連携しながら対応します。
ご入居者同士の交流や集団での活動を大切にしながら、安心感のある暮らしを支えるのが従来型です。
少人数で家庭的に暮らす「ユニット型」
いちじくの里のユニット型特養は、40床を予定しています。
ユニット型は、少人数のグループを一つの生活単位として、家庭に近い環境のなかで暮らしていただくスタイルです。
居室は原則として個室となり、各ユニットには共有のリビングや食堂などが設けられます。
ユニット型の大きな特徴は、ご入居者一人ひとりの生活リズムを尊重しやすいことです。
朝起きる時間や食事のペース、日中の過ごし方など、これまでの生活習慣をできる限り大切にしながら支援します。
「朝はゆっくり過ごしたい」
「食後は自分の部屋で休みたい」
「好きなテレビ番組を見たい」
そのような一人ひとりの希望を尊重し、「施設の時間」に合わせるのではなく、ご本人の生活を中心に考えていきます。
また、少人数で生活するため、職員とご入居者の顔なじみの関係がつくられやすいことも魅力です。

いつもの職員が関わることで、ご本人の表情や食事量、会話の様子など、日々の小さな変化にも気づきやすくなります。
落ち着いた空間で自分の時間を大切にしながら、必要なときには職員やほかのご入居者と交流できることが、ユニット型の良さです。
「暮らす場所」であることを大切に
特別養護老人ホームは、介護を受けるだけの場所ではありません。
ご入居者にとっては、毎日の食事を楽しみ、好きなことを続け、人と会話をしながら生活する大切な住まいです。
そのため、いちじくの里では、安全や健康管理だけでなく、ご本人の希望やこれまでの人生を大切にした介護を目指します。
好きな食べ物や趣味、得意だったこと、家族との思い出、長年続けてきた習慣など、その方を知るための一つひとつの情報を大切にします。

介護が必要になっても、その方らしさがなくなるわけではありません。
できないことだけを見るのではなく、今できることや、これからも続けたいことに目を向けていきます。
ご本人とご家族に安心していただける施設へ
施設への入居を考えるとき、ご本人だけでなく、ご家族もさまざまな不安を感じることと思います。
「新しい環境になじめるだろうか」
「安心して任せることができるだろうか」
「どのような生活になるのだろうか」
いちじくの里では、そのような気持ちに丁寧に寄り添い、ご本人とご家族が納得したうえで新しい生活を始められるよう支援していきます。
従来型72床、ユニット型40床。
それぞれの特徴を生かしながら、介護が必要になっても安心して生活できる場所をつくること。
そして、「いちじくの里に入居して良かった」と思っていただける施設になることが、私たちの目標です。
開設に向けた準備や施設の設備、サービス内容についても、これからブログで少しずつご紹介してまいります。