施設をつくる。そして人を育てる~千歳会の研修~
令和9年初旬の開設に向けて準備を進めている、特別養護老人ホームいちじくの里。
新しい施設というと、建物や設備に目が向きがちですが、介護施設にとって何より大切なのは、そこで働く「人」です。
いちじくの里と同じ日本医療福祉グループである社会福祉法人千歳会では、職員一人ひとりの知識や技術を高め、より良いケアにつなげていくため、さまざまな研修や勉強会を行っています。
今回は、その一部をご紹介します。
まずは、主任ケアマネジャーによる「ケアマネジメント」についての研修です。

ケアマネジメントは、ご本人がどのような生活を望んでいるのかを知り、その方に必要な支援を考えていく大切なプロセスです。
介護サービスを提供することだけが目的ではありません。
「その方は、これからどのように暮らしていきたいのか」
そんな視点を大切にしながら、専門職としての考え方を学んでいます。
そして千歳会では、外国籍スタッフも数多く活躍しています。
外国籍スタッフを対象とした日本語勉強会も定期的に開催。日常会話だけではなく、介護現場で使用する言葉や介護に関する知識なども一緒に学んでいます。

言葉や文化の違いがあっても、目指しているものは同じ。
入居者の皆様に安心して生活していただくため、職員同士で学び、支え合いながら成長しています。
さらに、「看取り」についての研修も行っています。

特別養護老人ホームは、生活を支える場所であると同時に、人生の最期まで寄り添う場所でもあります。
ご本人が大切にしてきたこと、ご家族の思い、そして多職種それぞれの専門的な視点。
看取り介護では、さまざまな思いを共有しながら「その方らしい最期とは何か」を考えていくことが求められます。
だからこそ、経験だけに頼るのではなく、研修を通じて改めて学び、考える機会を大切にしています。
介護の仕事は、資格を取得したら勉強が終わる仕事ではありません。
入居者の皆様との出会いから学ぶこともあれば、仲間から教えてもらうこともあります。そして研修を通じて新しい知識に触れることで、これまでのケアを振り返ることもできます。
「学べる職場」は、「より良い介護を考え続けられる職場」でもあると私たちは考えています。
いちじくの里でも、千歳会をはじめとする日本医療福祉グループの仲間とつながりながら、職員が学び、成長できる施設を目指していきます。
建物の完成とともに、人も育っていく。
令和9年初旬の開設に向けて、いちじくの里の準備は一歩ずつ進んでいます。